自治体

シティプロモーションのデータ活用|来場者の“見える化”

公開日:2026.08.13 / 株式会社ゼロプレイス

シティプロモーションの現場では、「たくさんの人で賑わった」という手応えはあっても、それを裏づける数字がない、ということがよく起こります。誰に、どれだけ届いたのか。それが分からないままでは、次の一手も、予算の説明も、感覚頼みになってしまいます。鍵になるのが、来場者データの見える化です。

「賑わい」を数字に変える

プロモーションの効果は、来場者数だけでは語れません。本当に知りたいのは、来た人の中身です。どの年代が多かったか、誰と来ていたか、市内からか市外からか、何を評価してくれたか。こうした来場者像がデータになって初めて、「このプロモーションは◯◯層に届いた」と言えるようになります。

実例:横須賀市の来場者データ

横須賀市のイベントでアンケートガチャ(ELP)を使って来場者データを取得したところ、来場者の中心は30〜40代。そして、同行者を尋ねると家族連れがおよそ8割を占めました。「子育て世代の家族に届くプロモーションだった」ということが、印象ではなく数字で確認できたのです。

横須賀イベント来場者の年代構成グラフ 30代40代が中心
来場者の年代構成。中心層が数字で分かると、訴求内容やチャネルの最適化ができます。
横須賀イベント来場者の同行者アンケート 家族連れが約8割
同行者の内訳。家族連れが約8割という事実は、次回の企画づくりに直結します。

データを次のプロモーションに活かす

見える化したデータは、しまっておくためのものではありません。中心層が30〜40代の家族連れと分かれば、告知チャネルはその世代が使うものに寄せられますし、コンテンツも家族で楽しめる方向に振れます。市内・市外の割合が分かれば、誘客の重点をどこに置くかも判断できます。データは、次のプロモーションの精度を上げる材料です。

感覚で回していたプロモーションが、一度データを取るだけで「仮説を立てて検証する」サイクルに変わります。効果測定と企画立案がひとつながりになるのが、見える化の一番の価値です。地域施策全体の設計はソリューションのページでも紹介しています。

まずは一度、来場者を数字にしてみる

大がかりな調査を構える必要はありません。イベントの一角にアンケートガチャを置き、来場者に楽しんでもらいながら数問に答えてもらう。それだけで、これまで見えなかった来場者像が数字になります。次のシティプロモーションを語る言葉が、「賑わっていた」から「◯◯層にこれだけ届いた」に変わります。

よくある質問

Q. シティプロモーションでどんなデータが取れますか?

来場者の年代・居住エリア・同行者などの来場者像に加え、満足度や施策への評価を取得できます。匿名の統計データとして集計し、次回企画や予算説明に活用できます。

Q. 大がかりな調査を用意しなくても始められますか?

はい。イベントの一角にアンケートガチャを設置し、来場者に楽しんでもらいながら数問に答えてもらう形で、手軽に来場者データを取得できます。

Q. 取得したデータはどう活かせますか?

中心となる年代や同行者の傾向から、告知チャネルやコンテンツの最適化ができます。市内・市外の割合は誘客の重点判断に、満足度は施策の継続・改善の根拠になります。

執筆・監修 / 最終更新 2026.08.14
成田 優樹 — 株式会社ゼロプレイス 代表取締役

自治体・大手企業を含む累計100件以上のイベント集客・販促に、デジタルサイネージ搭載ガチャマシンとアンケートDX(ELP)で携わる。横須賀市のイベントでは来場者アンケートを回収率ほぼ100%で回収するなど、体験型販促の現場を統括。本記事は自社の実導入経験にもとづいて執筆しています。(会社概要

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