「今年のイベントは盛況でした」——報告書にそう書きたくても、根拠となる数字がなければ、次年度の予算要求で説得力を持ちません。自治体のイベントで本当に必要なのは、来場者の実感を数字にした効果測定です。何を、どう取ればいいのか。現場で使えるかたちで整理します。
効果測定で押さえるべき4つの指標
あれもこれもと欲張ると、かえって集まりません。自治体イベントで最低限おさえたいのは、次の4つです。
この4つがそろうと、報告書は「賑わっていた」という印象論から、「◯◯層に、市内外から、これだけ届いた」という数字の話に変わります。
実例:横須賀市での来場者データ
横須賀市のイベントでアンケートガチャ(ELP)を使って来場者データを取得したところ、来場者のうち市内在住はおよそ73.8%。年代は30〜40代を中心に、家族連れが多くを占めるという来場者像が見えました。誰に届いているイベントなのかが、はっきり数字で示せたのです。

さらに、会場周辺で新しく整備した歩道について「歩きやすくなったと実感したか」を尋ねたところ、およそ90%が改善を実感と回答。整備という施策の効果を、来場者の声で裏づけることができました。

データを「次の予算」につなげる
集めた数字は、報告のためだけのものではありません。市内外の誘客割合は広報戦略の見直しに、来場者像は次回の企画やターゲティングに、施策評価は継続・拡充の根拠になります。定量データがあると、庁内の合意形成も、議会や住民への説明も、格段にやりやすくなります。効果測定は「やった証拠づくり」ではなく、「次を良くするための材料集め」だと捉えると、取るべき指標が自然と定まります。地域プロモーション全体の設計はソリューションのページでも紹介しています。
よくある質問
Q. 自治体イベントで来場者データを取るには、何が必要ですか?
来場者が短時間で答えられる回答手段と、答えたくなる動機の設計が要点です。QRとガチャを組み合わせたアンケートガチャなら、用紙不要・スマホ完結で回収でき、居住地や年代などをまとめて取得できます。
Q. 個人情報の取り扱いは大丈夫ですか?
匿名の統計データとして、居住エリアや年代などを集計する形での取得が可能です。取得目的や範囲は事前に設計できますので、自治体の運用に合わせてご相談ください。
Q. 測定結果は予算要求や報告に使えますか?
はい。満足度・来場者像・誘客範囲・施策評価といった指標は、次年度予算の根拠資料や議会・住民への説明資料としてそのまま活用できます。
アンケートの回収率、仕組みで変えてみませんか?
「答えるとガチャが回せる」——ELP(アンケートガチャ)なら、来場者が自分から回答してくれます。回収率とデータ活用を同時に高める方法を、資料でわかりやすくまとめています。